保育士を1年目で辞めたいときは…?新卒で仕事に行きたくないときは退職・転職してもいいの?

Kyoko先生

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こんにちは!保育士のKyokoです。

この記事では「保育士を1年目で辞めたい」ときの考え方についてお話ししたいと思います。

 

保育士になり1年目は期待と緊張でドキドキし、子どもたちへの思いも溢れていたと思います。

◆「どんな保育をしようか?」
◆「この子たちにどんな育ちを願おうか?」

と保育のことばかり考えていたでしょう。

子どものため、保育園のために頑張っていたあなたが、どうして辞めたくなってしまったのでしょうか?

Kyoko先生

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1年目で辞めたくなってしまったときの対処方法を考えてみましょう。

保育士1年目で辞めたい…行きたくない…となる理由とは?

子どもが好きで、理想の保育があって、楽しみに就職したはずの園をどうして辞めたくなってしまったのでしょうか?

Kyoko先生

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悩みの種類は様々だと思いますが、1つ1つの問題について考えていきましょう。

 

職場の人間関係で辞めたい…

保育士として働いているといろんな対人関係に悩まされると思います。

保護者・園児・職場の先生…

毎日一生懸命働いているのに、心ないことを言われるとすごく傷つくし、やる気もなくなってしまいますよね…

Kyoko先生

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私も1年目のときは「もう辞めてしまいたい…」と何度も思っていました。

 

ときには1年目のあなたの主張の方が筋が通っていて、「何て理不尽なんだろう…!」と感じることもあると思います。

ただし、現実的には1年目の保育士の主張というのは通りづらいのです。

相手を悪く思ったところで、解決にはなりません。

Kyoko先生

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周りと良好な人間関係を築いていくポイントを考えていきましょう。

 

保育園の保護者との人間関係

1年目の先生は保護者との信頼関係を作るのにも時間がかかります。

自分の子供を預けている保護者から見れば、「1年目の保育士さん」というのは何となく不安になってしまうのかもしれません。

まずは焦らず、保護者の話をじっくりと聞き、理解を示すことで安心させてあげましょう。

もちろん、園児ともしっかり関わり、保育園を好きになってもらうことで、保護者からの信頼も厚くなっていきます。

保護者は子どもの育ちを一緒に見守っていく協力者です。

たとえ嫌なことを言ってくる保護者でも、子供を大事に思う気持ちは保育士さんと変わりません。

Kyoko先生

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子どもを一緒に育てる”味方”だと思って、育児の悩みに共感したり、子どもの成長を一緒に喜び、見守っていきましょう!

 

園児との関係

Kyoko先生

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園児に友達扱いされてしまったり、保育中の指示や活動に入ってきてくれず困ってしまうことはありませんか?

 

園児は大人が思っている以上に、相手を見ています。

可愛い気持ちもわかりますが、ときには毅然とした態度をとることも必要です。

保育士は友達ではありません

園児のせいにしてしまうのではなく、一度、自分の接し方を振り返ってみましょう。

◆「どこか甘やかしていたところはなかったかな?」
◆「声掛けの仕方はどうだったかな?」
◆「活動は魅力のあるものだったのかな?」

など考えていくと「あのときはこうした方が良かったかな?」と気づく点が見つかるはずです。

Kyoko先生

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問題点が見えてこないときは、思い切って先輩や主任に相談してみるのも良いと思います。

 

改善点を見つけられることはもちろん、先輩に頼ったり、悩みを相談することで関係性も深まってくるでしょう。

職場の先生との関係

Kyoko先生

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特に1年目の先生はこの悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか?

 

1年目というと、社会人1年目の方も多いですよね。

保育士としての仕事の厳しさに加え、社会の厳しさにも直面している方も多いでしょう。

特に先輩保育士からは

先輩A

先輩A
どうしてそんなこともできないの!?

とか

先輩B

先輩B
それじゃ保育士なんて言えないよね?

なんて厳しいことを言われることもあります。

周りから怒られたりいろいろ言われて、「自分は保育士に向いてないのかな…」と自信を無くしてしまうこともあると思います。

ですが、はじめは誰でもミスをしたり、怒られるのは自然なことです。

よく「怒られているうちが花」とも言いますよね?

あれこれ言われるということは、それだけ新卒のあなたに期待しているということだと思いますよ。

先輩と意見が合わず悩むこともあると思いますが、吸収できることはどんどん吸収していきましょう。

Kyoko先生

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もちろん、いじめや悪質な嫌がらせに悩んでいるときは、信頼できる人にすぐに相談してくださいね。

 

>>保育士だけど職場のパワハラに悩まされている…そんなときの対処方法は?

仕事量や残業が多くて辞めたい…

「保育士は保育をしていればいい」と思って就職すると大変な目に合います。

書類だけでなく、食育している園なら畑の活動があったり、体育指導がある園なら小児体育を学ばなければならなかったり、行事の準備があったりと…

保育士はオールマイティな仕事です。

Kyoko先生

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大量の仕事をこなしていくポイントについて考えてみましょう。

 

書類の多さで辞めたい

Kyoko先生

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子どもの成長を振り返るうえで、書類はとても重要となります。

 

しかし、1日保育したあとに待ち構えている書類の多さは、頭痛がするほどだと思います。

特に1年目のときは、言い回しや保育用語がわからず、時間がかかることも多いのではないのでしょうか?

書類仕事のスピードを上げるには、「先輩保育士の書類をよく読み込むこと」がポイントです。

過去の似たような書類や、先輩保育士の書類の中にはヒントがたくさん書かれています。

Kyoko先生

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保育専門雑誌も良いですが、園によって違いも出てくるので、まずは自分の園で作られた書類から学んでみましょう。

 

>>保育士には書類仕事が多い!書類が書けないときにテキパキ終えるポイントは?

作り物の多さで辞めたい…

行事前になると必ずある製作物の山。苦手な先生には本当に苦痛ですよね…

そんなときは活動として子ども達に手伝ってもらうのはどうでしょうか?

大人だったらハサミで切るところを、子どもたちと一緒にちぎってしまいましょう!

大人だったら筆で絵の具を塗るところを、子どもたちとスタンプやペイントして楽しんでしまいましょう!

Kyoko先生

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子ども達の感性も育ちますし、作り物の手間も減って一石二鳥ですよ♪

 

保育士として1年目…新卒での退職・転職ってあり?

Kyoko先生

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私は今年で保育士として9年目になりますが、個人的には1年で辞めてしまうのはもったいないかなと思います…

 

保育士の仕事は工夫することや、見方を変えることで乗り切れるケースが多々あります。

今はこれまで理想としていたような働き方ができず、悩んでいる保育士さんも多いと思います。

ただ、仕事に関して言えば、実際の保育仕事は学生のころ思い描いていたよりも、ずっと厳しいものです。

Kyoko先生

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保育士は「子どもが好き!」だけで務まる仕事ではありません!

 

まだ1年経ってない保育士さんでも薄々と感じられているはずです。

保育士はとても大変な仕事です。

ただその一方で、1人の子どもの人生に関わって成長を実感したり、保護者の方から心から感謝される瞬間は、すごくやりがいを感じることができる仕事です!

人によって「合う合わない」はあると思いますが、もし「辞めたい…」と思っているなら、保育のやりがいや面白さだけは知って欲しいなぁと思います。

また、「保育士=自分に向いてない」と考えている方は、いまの園だけが保育士としての全てではありません。

保育士自体を辞めたくなってしまっているなら、別の職場を経験してからでも良いと思いますよ。

「自分にしっくりとくる」、「のびのびと働くことができる」園もきっとあるはずです。

Kyoko先生

Kyoko先生
私も転園した経験がありますが、転園して保育士を続けられるならそれでも良いと思います。

 

まだまだ先は長いですし、これからもいっぱい成長できると思います。

いまの園で学べることはしっかりと学んで、「こういう園で働いてみたい!」という場所が見つかったら、その先でもっと成長していけると良いですね!

Kyoko先生

Kyoko先生
これからも頑張ってくださいね!

 

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Kyoko先生

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