この記事では「保育士を2年で辞めたい…」ときの考え方についてお話ししたいと思います。
「就職したからには1年は頑張って!」
そう言われて頑張ってきたけど、1年目になっても辛い、もしくは更に大変に感じるようになった人もいるのでは?
「3年は続けなきゃいけないの?」
「早めに環境を変えた方がいい?」
”保育士 2年目”とは悩みやすい時期なのかもしれません。
目次
保育士として2年目…辞めたいと思う理由は?
保育士の1年目は嵐のように過ぎます。
右も左もわからないまま突然子どもと関わり、時には先輩に怒られながら肌で保育の進め方を覚え、初めての行事に何度も直面して…
「1年経ったら体も慣れるよ」
「行事を一通り経験したら2年目は楽だよ」
という言葉を信じて何とか頑張ってきたという人も多いのではないでしょうか?
保育園に後輩が入ってこないのでいつまでも新人…
そうすると2年目、下手をすれば3年目になっても一番若手になってしまうことも…
上下関係が厳しい職場なら、新人がやる雑用をいつまでもしなくてはいけなかったり、やりたいことを任せてもらえない状況が1年目以降も続いてしまいます。
これではやる気が出ませんよね…
職場で1年目の保育士と比べられる
これも辛いパターンです。
2年目になってもまだまだわからないこともたくさんあるのに
と突然ハードルが上げられます。
そこへ、1年目の保育士がちょっとうまくいったり、たまたま先輩保育士とウマがあったりすると
と評価されてしまうことも。
と自信をなくしてしまいますね。
他にも色々な状況があるでしょうが、歯を食いしばって頑張ってきた1年目が報われないと
2年目になって退職を考えたり仕事に意欲を失うというケースが多いようです。
いまの保育園では3年続けなきゃいけないの?
世間的には「社会人は3年勤めて一人前」と言われがちですよね。
保育士もそうなのでしょうか?
結論から言うと、決してそうではありません。
でも、3年働いて感じたことは
「やっと半人前になれたかな…」
といった感覚でした。
実際、新人ばかりの園で即戦力としてほしい中途採用は、経験年数5年程度の保育士だそうです。
これを読んでいる人はおそらくほとんどが保育士2年目の方だと思います。
「そんなの絶対無理!」
という方は、あと1年無理して頑張っても、
今すぐ転職に踏み切っても、再就職に与える影響はさほど変わらないと思います。
2年目~3年目で転職するなら…辞めたい理由を考えてみましょう
今、あなたが仕事を辞めたい理由は何でしょうか?
- 職場全体の人間関係が悪い
- 体が辛い
- いじめ・パワハラにあっている
こんな場合は、何年目かは関係ありません。
すぐに次の環境へ移ることを考えましょう!
うつ病や腰痛・ひざ痛など心身の不調を悪化させると、回復するのにはとても時間がかかります。
健康な状態なら、いくらでも再就職はできますからね。
- 今のクラスの保護者とうまくいっていない
- 今の給料や待遇に不満がある
これらは、もしかしたら来年度以降改善されることかもしれません。
お給料に関しては、最初はまだまだ低いかもしれませんが
先輩に聞いてみて「これからきちんと昇給が見込まれる」のであれば踏みとどまる価値ありです。
相場が分からなければ、転職サイトの求人票などを見て自分の職場と比べてみるのもいいですね。
判断のポイントは、「今の状況が来年度以降も続くのか?」ということ。
2年目~3年目の保育士は一人前じゃなくて当たり前
もし「辛いのは1年目だけ」が実現しなくてがっかりしていたり
という言葉に自信をなくしたりしているのなら、それはみんな同じなのだから大丈夫ですよ。
そんな言葉をかけている先輩たちだってきっとそうだったはず!
ただし、「園の環境にもう耐えられない、この先が見えない」といった状況なら、何年目でも辞めていいでしょう。
「切り出しにくい、世間体が気になるからあと少し…」と先延ばしにしているうちに体を壊したりしたら大変です!
求人サイトなどで自分が働きやすそうな職場を、早めに探し始めておくことをおススメします。
保育士不足のいま、保育園の求人も毎日更新されています。
給与や福利厚生、職場環境などは保育園によって様々です。同じ地域であっても、雇用条件が大きく変わることも!
すぐに転職する予定がなくても、住んでいる地域で良い求人が見つかったときに、知らせてもらえる環境は整えておきましょう!
「希望の求人が見つかったときだけチェックしたい!」
という場合は、保育士求人サイトの「ジョブメドレー保育」がおススメです。
「勤務地、年収、働き方」などの希望条件を設定しておくと、週1~隔週のペースで条件に合った求人を知らせてくれます。
転職したくても、好待遇の職場はなかなか見つかりません!
良い求人が出たときはすぐにチェックしておけると良いですね!
