この記事では、保育士からアパレル職に転職したチカさんに、転職エピソードをインタビューしています。
チカさんよろしくおねがいします!
私は保育士として6年間働いた後、アパレル職に転職しました。
いまの仕事内容や待遇、転職方法についてお話ししたいと思います。
目次
保育士とアパレルの主な違いとは?
転職前(保育園) | 転職後(アパレル) | |
給料 | 16万円 | 16万円 |
賞与 | 1ヶ月分 | なし |
勤務時間 | 8:00~18:00 | 10:00~19:00 |
残業時間 | 40時間 (月) | 5時間 (月) |
年間休日 | 105日 | 120日 |
男女比 | 全員女性 | 全員女性 |
保育士からアパレルへの転職「普段の仕事内容とは?」
仕事の内容としては、接客・レジ・ディスプレイ・商品の在庫確認・商品の移動・クレーム対応など色々とあります。
勤めているお店では店長・サブ・フルタイムスタッフ・短時間スタッフと分けられていますが、仕事内容はみんなほぼ同じです。
早番・中番・遅番の勤務体制で、フルタイムスタッフだった私は8時間労働の週休2日制です。
ファッション店になると「朝10時開店、夜10時閉店」というお店も多いので、中番と遅番要員のスタッフは深夜帰宅になります。
また週休2日といっても世間の休日がアパレルの稼ぎ時なので基本、土日祝にお休みはほとんどありません。
アパレル職の面白さややりがいとは?
アパレルの楽しい所は毎日お洒落できることと、いつも笑顔を心掛けるので自然と性格も明るくなれることです!
また、接客というのは「お客さんが何を望んでいるのか?」「何をしたら喜んでくれるのか?」を常に考えているので、仕事以外でも活かす事ができます。
様々なタイプのお客さんに合わせていかなければならないので、自分の人間性のレベルアップにも繫がり柔軟な考えを持つこともできますよ!
そうして自分を成長させることによって、お店に来ていただいた方に「ありがとう!」と言ってもらえるのは、アパレルをしていく中での大きなやりがいになります。
アパレル職に就いて良かったことは?
保育士をしていた時は毎日がバタバタと忙しく、また赤ちゃんも居るのでお化粧なんてほぼしていませんでした。
また仕事は持ち帰ってからもやるのが当然だったので自分の時間も全くなく女性としての楽しさを忘れていました。
しかしアパレルに勤めてからは朝ゆっくり準備できることもあり
「毎日髪型やメイクはどんな風にやろうかなー!」
とワクワクしながらやっていました。
また、私の場合はずっと前から好きだったお店に勤められたので、新作の服が入荷してくる度に「可愛い!」「着てみたい!」と心躍りました。
お店にもよると思いますが、私のお店は社割で「服30%OFF・靴雑貨20%OFF」のため好きな服を少し安くで購入できたのも嬉しかったです。
アパレル職で大変なことや不満なことは?
アパレルで大変なことは年末年始のイベント期間中が本当に忙しい事です。
この期間になってくると、12時間労働で休憩もまともにとれない日々が続きます。
そして何より頭を抱えるのがクレーマーの件です。
クレーマーの特徴としては商品への苦情だけではなく、店員の態度や理不尽なサービスの要求をしてくるのです。
もちろん、商品やスタッフの態度に不備があった場合は、こちらも誠意をもって謝罪をするのですが、中には明らかに理不尽なことや、暴言を吐くようなお客様もいます。
保育士からアパレルへの転職方法とは?
転職活動は、「とにかく動いてみること」が大切だと思います。
「自分のやってみたい事・勤めたい場所」に行ってみて、そこがどんな雰囲気なのか、どういう人がいるのか、
実際に自分の目で確かめてみることが一番手っ取り早いと思います。
私は勤めたいお店にお客さんとして行ってスタッフさんに接客をしてもらいました!
そして、もう一つ大切なのは「仕事を辞める前に新しい職場を決めておくこと」です。
私の場合、保育士を辞めてから新しい仕事を探し始めたのでしばらくは無職の状態でした。
この期間は「次の仕事は見つかるか?、お金はどうしよう…」など本当に焦りました。
保育士からアパレルに転職してみた感想は?
私は保育士からアパレルに転職して本当に良かったと思っています!
最初は周りにも反対されていましたが、保育士を辞めた直後の私は日々の保育に心も体も疲れ果て、もう子どもを見るのも嫌になっていたのです…
そんな私がアパレルという新しい世界に入った事で保育士の時にはなかった経験も出来ましたし、
何よりお店に来る小さい子たちが本当に可愛いく思えて、また、保育士の時に培った経験も活かすことができました!
転職してからは、あれほど嫌だった保育士という仕事と少しずつ向き合えるようになり、今では「保育士をやってて良かったな」と思えるようにもなりました。
保育士とは正反対の華やかなアパレルの世界で、自分を女性らしく磨くことができたのも私にとって大きな経験となりました。
アパレル職に興味を持っている保育士さんへ
保育士をしていると毎日が忙しいし、何より低賃金・重労働で心身ともに疲れ果ててしまいますよね。
転職してからは、ときどき小さい子供たちを見て「保育士も良かったな」と思うこともありますが、後悔は全くありません。
女性らしくオシャレに気を遣ったり、いろいろなお客さんと出会えるアパレルはいつも新鮮でたくさんの刺激をもらえますよ!
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