いまの職場環境って普通?保育士がブラックな保育園を見分けるポイントとは?

Kyoko先生

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こんにちは!保育士のKyokoです。

この記事では「ブラックな保育園の見分け方と入職してしまったときの対処法」についてお話ししたいと思います。

 

職場環境がひどい企業を表す、「ブラック企業」という言葉、誰でも一度は聞いたことがあると思います。

残念なことに、保育園でも労働環境が非常に悪い、「ブラック保育園」が少なからずあるようです。

そんな保育園では、働く保育士も子どもも幸せではありませんよね。

Kyoko先生

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あなたが働いている保育園はどうでしょうか?

 

「もしかして、ブラック保育園かも…?」と心配な方は、チェックしてみましょう。

ブラックな保育園ってどんなところ?

“ブラック企業“に正確な定義はないのですが、世間に浸透している意味合いでは、

・労働法など、法律に抵触するような劣悪な労働環境の企業
・パワーハラスメントなど、非合理で強制的な負担を従業員に強いる企業

といった企業のことです。

では、これを保育園に当てはめてみます。

①残業代がつかないサービス残業や、持ち帰り仕事が非常に多い。
②保育士の人数や部屋の面積、食事の内容や衛生状態などが、定められた基準以下など、保育の質が異常に悪い。
③経費の負担を個人に強いられたり、子どものケガ等の責任を個人のせいにされる。
④上司の叱責が絶えない。

Kyoko先生

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上記のような園は、ブラックな保育園の可能性が高いです。

 

いまの職場って普通の環境?どこからがブラックに該当する?

先ほど、ブラックな保育園の特徴を挙げてみましたが、例えば、サービス残業や持ち帰り仕事などは、どこの園でも多少はありますよね。

ブラックと認定されるのはどの程度なのでしょうか?

Kyoko先生

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それぞれの項目についてみてみましょう。

 

①残業代がつかないサービス残業や、持ち帰り仕事が非常に多い

労働基準法では、一週間の労働時間を40時間まで、残業の上限時間を週に15時間までと定められています。(職種等によって例外もあり)

残業は、一日あたりの上限はないのですが、週5日勤務で換算すると、一日あたり残業3時間となります。

毎日8時間の勤務+3時間の残業というと、朝8時に出勤して、1時間休憩をはさみ、17時まで働き、それから20時まで残業という感じです。

Kyoko先生

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あなたの働いている職場でイメージしてみてください!

 

「たまにそれくらい働きます」という方なら、結構いると思います。

でも、「毎日これくらい普通に働いてます!おまけに残業代全く出ません…」とか、

「毎日こんな感じで、おまけに休憩もないし、週6日出勤してます!」という方がいれば、その園はブラック保育園と言ってよいでしょう。

法律を守ってないのですから。

②保育士の人数や部屋の面積、食事の内容や衛生状態などが、定められた基準以下など、保育の質が異常に悪い

昨年、定員の倍に近い子どもを入園させて、給食をほんの少ししか与えていなかった保育園が、ニュースで話題になったのを覚えていますか?

認可園では、保育士一人あたりの子どもの数や、子ども一人あたりの部屋の面積など、基準が決まっています。

認可外の園でも、県や市によりそれに準ずる基準があります。

ニュースになった園のように、基準から大幅に逸脱している園は、ブラック園です。

Kyoko先生

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子どもや職員のことも考えないような保育園には一日でも早くなくなってほしいですね。

 

③経費の負担を個人に強いられたり、子どものケガ等の責任を個人のせいにされる

文房具や教材などは、仕事の中で使うものなので、当然保育園の経費になるはずですが、中には保育士に自腹で負担させる園があるようです。

こんな園はブラック認定です。

また、保育園ではどんなに気を付けていても、子どものケガはつきものです。

Kyoko先生

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もちろん、直接見ていた保育士のにも責任はありますが、それだけではありません。

 

ケガの原因は、環境や人手不足など、一概に一人の保育士だけにはありませんし、園全体で責任を取るものです。

それなのに、一人の保育士に全ての責任を押し付けて、ケガをしてもノータッチの園があれば、そこはブラック園だと言えるでしょう。

④上司の叱責が絶えない

いわゆるパワハラです。

もちろん、多少の注意やお叱りを受けることは、誰でもあると思います。

でも、なぜ怒られたのかわからなかったり、納得いかないような叱責、

子どもや保護者が見ている前でも怒られたり、あなただけ集中攻撃のように怒られたりするのは、行き過ぎです。

Kyoko先生

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パワハラがあるような園はブラック園だと言えるでしょう。

 

ブラックな保育園から抜け出すためには?

もし、あなたが勤務している園がブラックな保育園だったら…

一刻も早く、退職して下さい!

Kyoko先生

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そんな園でも働いてきたあなたは、きっと責任感があって優しい方だと思います。

 

「けど、自分が退職したことにより、残された子どもや同僚により負担がかかってしまうのでは…?」

と気にもなりますよね。

でも、そこまであなたが責任を負う必要はありませんよ。

それに、ブラックな保育園だったら、どの保育士さんも結局勤まらなくなり、いずれ経営者だけになるでしょう。

そして淘汰されていくと思います。

さっさと見切りをつけて辞めるのが賢明です。

Kyoko先生

Kyoko先生
退職の際は、まず退職の意思を上司や園長に伝えましょう。

 

ブラックな保育園の場合、退職者も絶えないでしょうから、引き止めてるために駆け引きをしたり、嫌がらせをしてくる可能性もあります。

普通の園のようにすんなりいかないかもしれません。

そうであっても、退園の時期を明確にして、毅然とした態度で退職の意思を伝えて下さい。

Kyoko先生

Kyoko先生
退職が決まれば、次は転職活動ですね。

 

まだ勤務中だと、忙しくてなかなか次の園を探す時間もないでしょうから、退園するまでは、求人サイトを活用することをお勧めします。

求人サイトに登録し、あなたの希望する条件を伝えておけば、条件にマッチする求人を紹介してくれますよ。

良い条件の園があれば、見学や面接に進んでもいいですし、情報だけ押さえておいて、退園してから本格的に活動を進めていってもよいと思います。

Kyoko先生

Kyoko先生
どちらにしても、まだ勤務している間は事情をお話しして、負担にならないように転職を進めていって下さいね!

 

転園でブラックな保育園を見極めるポイントとは?

Kyoko先生

Kyoko先生
せっかくブラック保育園から脱出するのですから、転園先では、ブラック保育園は絶対に避けたいですよね!

 

けれど、求人情報だけでは、ブラックかどうか見極めるのはなかなか難しいものです。

それでも、求人サイトを利用したり、園のサイトや口コミを丁寧に調べていくことで、ある程度は見極めることはできると思います。

また、「園見学」にはできる限り行くことが大切です!

私も転園を経験していますが、実際に見学に行ってみることで、普段の園の雰囲気やどういう職員がいるのか、しっかりと感じ取ることができます。

Kyoko先生

Kyoko先生
転園するときの保育園選びでは、以下の4つのポイントに注意してみて下さい。

 

①勤務している保育士の年齢が偏っている

もし、20代前半の若い保育士ばかりだったら、長く働き続けられる園ではない可能性が高いです。

反対に、40代以上のベテラン保育士ばかりの場合、居心地が良くて皆が長年辞めずに働いている…

という場合もありますが、それはそれでお局様のような人がいて、若い人には続けられないという可能性もあります。

Kyoko先生

Kyoko先生
いろんな年齢層の方がバランスよくいたら、働きやすい園だと思います。

 

②SNSや口コミサイトでの評判

一般の口コミサイトは、売り上げの為にサクラで投稿する人も多いため信用度が怪しいですが、

保育園の口コミは、品物の売り上げではないのでサクラはほとんどおらず、わりと当てになるのではと思います。

マイナスの意見は、子どもを通わせていたり自分が働いていたりしたら、なかなか現場ではぶつけにくいものです。

その分、SNSや口コミサイトをはけ口にする場合も…

Kyoko先生

Kyoko先生
悪い評判ばかり出てくるような保育園は、避けた方が賢明です。

 

③保育園の環境

「狭すぎる、子どもの人数が多すぎる、散らかっていて不衛生」

などの保育園は、ブラックな可能性が高いです。

保育士の数に対し子どもの人数が多すぎたら、人件費を削っているのでしょうし、狭い室内に子どもをすし詰めにしていたら、

子どものことを優先していないか、または、子どもにかける余裕もないような保育園である可能性が高いです。

部屋の環境などは、見学しないとわからないでしょうが、保育士が忙しすぎると清掃に手が回らなくて不衛生になりがちなので、見分けるポイントになります。

Kyoko先生

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また、外遊びが極端に少なかったり、テレビを長時間見せていたりする保育園も、人手不足の証拠ですから、ブラックの可能性があります。

 

④子どもたちの様子、保育士の様子

これも見学しないとわかりにくいですが、

■「子どもたちは落ち着いているでしょうか?」

■「生き生きとした表情でしょうか?」

■「保育士が優しく穏やかでいるでしょうか?」

ブラック保育園だと、保育士も疲弊してしまい、日々の保育が細やかにできなくなります。

保育士が常に怒って言うことを聞かせたり、疲れた暗い表情でいたりしたら、問題ですよね。

そんな園では、子どもも落ち着かなく、おどおどしたり、気持ちが不安定でケンカが多くなります。

Kyoko先生

Kyoko先生
そもそも、見学をさせてくれないという園は要注意です!

 

部外者には見せられないような保育をしていたり、案内する余裕も全くない園なのかもしれません。

もちろん、子どもたちに配慮して、見学しても良い時間帯というのもあるでしょうが、良い保育をしている園なら、保育を公開してくれるところがほとんどだと思います。

Kyoko先生

Kyoko先生
気になる園は、ぜひ一度見学に行ってみて下さい!

 

まとめ

現在は保育園不足のために、いろんな企業や法人が保育園事業に参入しています。

そのため、残念ながら保育の質を維持できない園、中にはブラックな保育園も存在しています。

そんな園が一つでも減りますように、あなたが良い園で働けますように!

Kyoko先生

Kyoko先生
転職して毎日幸せに働ける環境を見つけて下さいね。

 

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Kyoko先生

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