保育士だけど職場のパワハラに悩まされている…そんなときの対処方法は?

Kyoko先生

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こんにちは!保育士のKyokoです。

この記事では「保育士のパワハラとその対処法」についてお話ししたいと思います。

 

パワーハラスメント、略して「パワハラ」という言葉は、働く人なら誰でも知っているだろうというほど、よく知られた言葉となりました。

パワハラは、一言で言うと、「職場で行われる、立場が強い人から弱い人への嫌がらせ行為」です。

パワハラが行われる背景には、非正規雇用など雇用形態の多様化、労働条件の引き下げ、人員削減、1人当たりの業務量の増加などの、社会の変化があると言われています。

これらの変化は、保育園にも言えることです。

非正規の保育士さんは増えていますし、労働条件はあまり良くない、保育士不足、業務量の多さなど、パワハラが行われる要素がたくさんあります。

そして、実際パワハラに悩まされている保育士さんも、たくさんいるのではないでしょうか。

Kyoko先生

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そんな環境から抜け出すための第一歩、踏み出しましょう!

保育士が経験するパワハラとは?職場でパワハラに該当するケースとは?

Kyoko先生

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一般的には、どのような行為がパワハラに該当するのでしょうか?

 

誰から見ても明らかなものには、「侮辱的な言葉を投げつける」、「怒鳴りつける」、「殴る蹴る等の身体的暴力」などがあります。

また、客観的にわかりにくいパワハラもあります。

「無視」、「過重労働に追い込む」、「被害者のものでない責任を負わせる」、「極端な過小評価」、「降格させる」などです。

Kyoko先生

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パワハラと認められるには、以下の要件を満たしている必要があります。

 

①権力関係がある。(上司と部下、発注先と発注元など)
②本来の業務範囲を超えた権力の行使。
③問題行為が継続的に行われている。
④ 問題行為により被害者の心身に著しい消耗が見られる。

この4つの要件を全て満たさないと、パワハラとは認定されません。

例えば、無視や責任のなすりつけなどひどいことをされても、上下関係のない同僚の場合はパワハラになりません。

「嫌がらせ」や「いじめ」という範疇になります。

また、きつい叱責を受けても、それがあなたの失敗を原因とするなど、「業務の適正の範囲だったり、叱責が一回だけ」という場合も、パワハラには当たりません。

Kyoko先生

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①上の立場の人から、②業務の範囲を超えて、③継続的に、④被害者に著しい消耗、という4つを満たしているかどうか、少し振り返ってみて下さい。

 

身体的な暴力のような激しいパワハラは、明らかに犯罪行為ですので、即刻警察に通報したり、相手を訴えたりなどの強い手段を取って下さい!

でも、保育園では保護者や子どもの目もありますから、保育園にありがちなパワハラは、どちらかと言うと言葉での攻撃や、客観的にはわかりにくい行為ではないでしょうか?

Kyoko先生

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では、保育園でありそうなパワハラ行為を挙げてみます。

 

①勤務や仕事量に関して、理不尽な要求をされる。

法律で定められている以上に残業をさせられたり、保育時間が終わっても、雑用や制作の準備、書類書きなどを山のようにさせられたり…

それを、自分だけ毎日毎日させられて、断れない状況に追い込まれていたら、パワハラと言えるでしょう。

Kyoko先生

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忙しく人手が足りない保育園では、このようなパワハラは多いのではないでしょうか?

 

②他の保育士は怒られないのに、自分だけ集中的に毎日叱責される。

自分の勤務態度が他の保育士に比べて良くないとか、明らかに失敗が多いなどの時は素直に反省する必要がありますが、

他の保育士と比べて自分だけ怒られる理由が思い当たらなければ、業務の範囲を超えた、不当な叱責と言えるでしょう。

Kyoko先生

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一度冷静に振り返ってみて下さい!

 

③子どもや保護者の前でも叱責される

仕事上の注意は、本来は誰の目もないところで当事者だけにするものです。

先輩や同僚の前で注意されるのも、少し嫌な感じがするものですが、子どもや保護者の前で怒られるのは耐え難い苦痛ですよね。

それに、その姿を見て、子どもや保護者が、自分に対する態度も変わってしまう可能性もあります。

Kyoko先生

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こんな不当な苦痛を受ける行為はパワハラと言えます。

 

④子どものケガの責任を、自分一人だけに取らされる

Kyoko先生

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保育園でのケガは、保育園全体で責任を負うものです。

 

一人の保育士が負うものではありません。

もちろん、見ている保育士はその場を責任もって見なければいけませんし、

もしケガが起これば、その後の応急処置や、二度と同じ状況でケガが起こらないように、反省・改善を行わなければなりません。

でも、その処置や改善さえも、全員で共有すべきですし、謝罪や通院などが必要な場合、一人の保育士に全責任を負わせるものではありません。

全て上司に丸投げされたら、パワハラだと言えます。

⑤自分の保育を常に否定される。また、保育に関係ない人格まで否定される

保育士は誰でも多少自分の保育にこだわりがあるものです。

「そうそう」と苦笑される方も多いのでは?

でも、こだわりも大切ですが、それ以上にチームワークが大切ですし、保育に正解はないので、他人の保育を受け入れることも必要です。

Kyoko先生

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それなのに、権力を盾に保育を否定され続けたら、憂鬱な気持ちになってしまいますよね。

 

仕事の成果に対する否定をし続けるというだけでも立派なパワハラですが、人格まで否定するようなら、悪質なパワハラと言えます。

Kyoko先生

Kyoko先生
上記のような行為、あなたの保育園では行われていないでしょうか?

 

日常的に行われていたら、パワハラなのだと意識して、対処法を考えて下さい。

パワハラを受けて悩んでいるときの対処方法は?

Kyoko先生

Kyoko先生
パワハラは、絶対に許されるものではありません!

 

今すぐやめてもらわないといけませんね。

「でも、どうしたらやめてくれるのでしょうか?」

「やめてくれない場合どうすればいいのでしょうか?」

Kyoko先生

Kyoko先生
対処方法をいくつか挙げてみます。

 

①パワハラをしてくる人の上司に相談する

パワハラの要件として「立場が上にある者から下の者へ」と挙げました。

そのため、パワハラの悩みをあなたの同僚に相談しても、気持ちは落ち着くかもしれませんが、同僚にとっても立場は上の人なので、解決にはなかなか持っていけないでしょう。

そのため、パワハラ加害者よりさらに上の立場にある人へ相談することをおすすめします。

もし先輩からパワハラを受けているなら主任に、主任からパワハラを受けているなら園長に、など。

Kyoko先生

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理解ある上司なら、そこで何らかの手段を講じてくれるはずです!

 

②パワハラの証拠を残す

「もしかしてパワハラかも?」

と思ったら、証拠を残しておくことをお勧めします。

客観的にこれはパワハラかそうじゃないか、判定しやすくなりますし、証拠があれば解決しやすいです。

叱責や攻撃されている証拠を、こっそり録音できれば一番わかりやすいですが、それもなかなか難しいですよね?

Kyoko先生

Kyoko先生
録音ができなければ、言われたことを、できるだけ正確に書いて残しておきましょう。

 

言われた場所や、時間も記入しておきましょう。

証拠の信用度が上がります。

Kyoko先生

Kyoko先生
思い返すのもまた苦痛でしょうが…パワハラの辛さから脱出するためです!

 

書いてみたら、不当な言われようなのかということも、わかりやすくなると思います。

③本人と話し合う

これができたら、一番良いのですけどね…なかなか、本人に向き合うのは勇気がいりますし、怖いですよね。

ただ、パワハラしてくる人は、相手をみくびっていたり、相手をなめてる人が多いです。

反抗できない人を選んでやっています。

だから、反撃したら、意外にビビってやめてくれる可能性もありますよ!

また、自分ではパワハラだという自覚がないという人も少なからずいます。

加害者に気づかせるためにも、勇気を出して向き合ってみるのもありです。

Kyoko先生

Kyoko先生
パワハラするような器の小さい人なんですから、負けないで!

 

④公的機関に助けを求める

求めるの①~③の手段をとってもやめてくれない場合や、社内の人に話す勇気がない場合、外部に助けを求めるのがよいでしょう。

各都道府県の労働局や、労働基準監督署内に設置されている、総合労働相談コーナーに相談してみて下さい。

Kyoko先生

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労働問題に関するあらゆる相談を受けつけています。

 

⑤別の園に転園する

パワハラと戦うのも正しいのですが、

■「こっちが被害者なのに、なぜ頑張らないといけないのか?」

■「なぜ苦労しないといけないのか?」

という思いも当然湧いてきますよね。

もし今の職場に愛着があり、気持ちよく働きたいと思っているなら、断固戦うべきでしょうが、そうでない場合は、無理する必要はありません。

いまの園が保育士としてのすべてではありません!

Kyoko先生

Kyoko先生
さっさと見切りをつけて転職しましょう!

 

おわりに

パワハラを受けていると、とてもネガティブな気持ちになります。

相手が悪いのに、自分が悪いんだと責めてしまうことも。

でも、あなたは悪くありません!

Kyoko先生

Kyoko先生
鬱になったり健康を害したりする前に、少しでも早く、解決への第一歩を踏み出して下さいね。

 

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Kyoko先生

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