この記事では「幼稚園の仕事が辛い…」と悩んでいるときの考え方についてお話ししたいと思います。
たくさんの勉強や実習を経て、ようやくなれた憧れの幼稚園の先生。
周りからは、幼稚園の先生って子供たちと遊んでいるだけで楽しそう!
いつもニコニコしていて明るい感じ!などというイメージをもたれがちですが、実際は五年以内の離職率も高い、世間のイメージとはかけ離れた激務ですよね?
様々な場面で「もう辞めたい!」と思っている先生も多いと思います。
「辞めたいけど踏み切れない…」
「辛いけどどうやって乗り切ろう…」
目次
幼稚園の仕事が辛い…原因と対処方法とは?
幼稚園で辛くなりやすい場面と問題解決のポイントは?
対処法①「業務量や持ち帰り仕事が多くて辛いとき」
幼稚園の先生は、一人担任で30人ほどの子どもを受け持つことが多く、
日々の保育はもちろん保育日誌や連絡帳、製作物準備など、仕事に追われていない時はないくらい激務ですよね。
学年同士で足並みを揃えなければならず、自分のクラスだけ遅れるわけにもいかないため、強いストレスを感じることと思います。
またストレスはどの程度でしょうか?
明らかに仕事量が自分の出来る範囲を超えていて、睡眠時間を削って休日もずっと仕事をしていないと間に合わない、
気が休まる時間がないというのであれば、転職も考えてみても良いかと思います。
そうではない場合、幼稚園の先生は夏休みや冬休みなど長期休暇が取れる場合も多いので、長期休暇でしたいことを思い浮かべるなどして頭をリフレッシュしてみましょう。
また、土日は保育は行っていないため、少しでも自分の時間を取れるように意識してみてください。
あまり煮詰まらないように忙しい時こそ少しの時間だけでも自分と向き合う時間を作ってみてくださいね!
対処法②「先輩・主任と上手くいかず辛いとき」
女社会、独特の雰囲気のある幼稚園の先生、人間関係に悩む先生も多いですよね。
実際に陰湿な先輩にイジメのようなことをされたり、感情の起伏が激しく対応に疲れる先輩がいたりと、
女が何十人も集まると全く人間関係に問題のない職場は珍しいかと思います。
悩みの種が園長など、長期的スパンで考えて状況が改善するとは思えず、また相当なストレスを感じている場合は転職など考えても良いかと思います。
ただ、年度が変わったり、苦手な先生が辞職するなどして環境が変わることも多い職種です。
例えば、
・何を言われたりされても、仕事だと思って割り切るようにする。
・仕事をしっかりこなし、周りから一目置かれるような存在になろうと努力する。
・あまり関係の良くない先生とほ極力関わりを避ける。
など、人間関係で思い詰めるのではなく軽く処理できるのであればそれが一番いいですね!
保育への考え方、女同士の性格の違いなど様々な要因で人間関係が悪化することも多いため、
あまりにストレスを感じたり、睡眠不足や無気力など身体に不調を感じた場合は、決して無理せず自分を一番に考えて仕事を一度お休みするなどの対処をしてくださいね。
対処法③「保護者とのやり取りが辛いとき」
少しお子さんのことでと保護者に相談すれば、
「子育てしたこともないくせに!」
と言われたり、園児同士のトラブルに介入して事を大きくしたり、と本当にモンスターペアレントっているんだなと実感される先生も多いかと思います。
どの保護者も自分の子が大切で、可愛いこととに違いはありません。
それが故に先生が頼りなく見えたり、対応に不満を感じれば意見されることもあるかと思います。
意見されたことに対し、「自分に非がある場合はしっかりと謝罪をする」、「状況などわかれば説明をする」と真摯な態度を続けていれば認めてくれる保護者の方もいます。
ただ、実際に自分一人ではどうしても対応できない方もいますよね?
そのような方がクラスにいる場合は、教育委員会などに報告するなど事を大きくされる前に、園長や主任などと密に相談、連絡をして対応してもらいましょう。
幼稚園の仕事に疲れてしまったときは?
仕事に疲れた、辛いと悩んでいるときは?
元気になる方法①「同業者と話をする」
大学の保育科の友達がいる場合、同業者の友達と話すことで気分が上向くことがあるかと思います。
保育士や幼稚園の先生は同じような悩みを持っていることが多いので、共感してもらえる事や友達の園での対処法が聞けると新たな発見があるかもしれません。
元気になる方法②「自分の時間をつくる」
忙しくて時間に追われているときや、悩み事が多くて自分の時間を作るような気分になれないことも多くあると思います。
しかし、思い詰めるとどんどん悪い方向に考えてしまうことも多くあるため、たまにはリフレッシュも必要です。
無理矢理にでも習い事の時間を作るなどして自分に向き合う時間を作ってみましょう。
心がリフレッシュすることで、自然な笑顔がでるようになったり、明るく振る舞えることも多くなります。
習い事でもで知り合う色々な業種の方から広い視野でアドバイスをもらえるかもしれません。
元気になる方法③「子どもたちの成長を感じる!」
子どもが好きで、幼稚園の先生になった方がほとんどかと思います。
周囲の大人たちに悩まされて、気分が落ち込むことは多々あるかと思いますが、
クラス担任をしていると子どもたちの笑顔が本当に嬉しく、やりがいを感じる瞬間だと思います。
色々な行事を子どもたちと一緒に乗り越えることで成長を感じ、やり遂げたという達成感を味わえるのも幼稚園の先生にしかできないことですよね!
初心に返って、真剣に子どもたちと向き合い、子どもたちが心底可愛いと思えることはもっと頑張ろう!と思える心情につながります。
まとめ
朝から気が休まらない保育に、女社会のストレス、保護者の対応など、世間のイメージよりも幼稚園の先生は本当に大変な仕事です。
自分なりのストレス発散法を見つけ、自分を大切にすることで、更に子どもたちにいい影響を与えられるような先生になられることを期待しています。
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