この記事では「保育士の膝の痛み」についてお話ししたいと思います。
保育士の仕事って本当に身体が元気でないとできませんよね!
朝お子さんをお預かりして抱っこして、おんぶして、思いっきり遊んで、また保護者の方にお返しするまでずっと身体を動かしている…
その分、腰の痛みなど身体の不調を抱えている方も少なくないと思います。
保育士は膝の痛みに悩まされやすい職業?
ひざが痛くなるのは、年齢の大きい子を担当しているときより年齢の小さい子、未満児を担当しているときの方が多いように感じます。
以上児さんはある程度、言葉でコミュニケーションが取れますが、未満児、特に乳児さんとはまだ言葉でのコミュニケーションはできません。
泣いている乳児さんがいれば、当然抱っこしてあやすことありますね。
抱っこでお子さんをあやす時、痛めるのは腰…と思うかもしれません。
でも、自分の行動を思い返してみてください。
抱っこしてあやすために揺らすときって、ひざを使っていませんか?
乳児さんの多くは不思議なもので、お母さんのおなかの中を思い出すのか、上下運動が大好きですよね!
ひざを使ってスクワットするように上下に揺らしてあげると落ち着く子が多いです。
また、座っている時も意外と油断できないものです。
保育士の膝の痛みを解消するための4つのポイント
①上下運動するときは片足ずつ重心をかける
例えば、乳児さんを抱っこして揺らすとき、ただ上下運動をするのではなく、片足ずつ右に重心をかけて曲げ、次は左に重心をかけて曲げる。
そうすることで、片方のひざにかかる負担は2分の1になりますね。
ただ、ひざに負担をかけないように腕だけで揺らそうとしないでください。
今度は腰を痛めますよ。
②ひざを守るサポーターも有効!
「痛い!」と感じたらサポーターで保護してあげると少し楽になります。
ただ夏場などは蒸れに注意ですが…
③ベビーラックやベビーカーを使うのも一手
タイヤ付きのベビーベットを揺らせば落ち着く子もいます。
どんなに泣いていてもベビーカーで周辺を歩いていれば、気分転換になって、眠っていく子もいます。
大事なのは一人一人の好きな体勢を見抜くことです。
抱っこでないとだめなのかベビーカーがいいのか…。
④辛いときは他の先生とも協力を
保育園は一人で子どもを見ているわけではありません。
場所によっては交代勤務のこともあるでしょう。
保育士同士連携をとりえることが、子どもたちにとっても保育士にとっても幸せな時間を共有することに必要なのだと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
保育士さんは仕事柄、膝の痛みに悩まされている方は多いものです。
特にこれから寒くなってくると、ますます辛い時期になりますよね。
子どもたちと元気いっぱい遊ぶためにも、保育士さんは体を大事にすることも仕事の1つです。
仕事中の動作や、サポーターやベビーカーなど、上手く工夫しながら、痛みを和らげていけると良いですね。
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