保育現場には男性の保育士が増えてきてはいるものの、まだまだ女性保育士の割合が多くをしめています。
その中で上手に人間関係を築いていくには、課題がいくつか出てきます。
女性というのは難しくいろいろな感情から周りへの接し方が変わってきてしまったり、1度嫌だと思ってしまった相手に対しては仕事だと割り切ることができずに、
個人的な感情を仕事まで持ち込んでしまう方も多くありません。
「子供たちは好きだけど、職場の人間関係が、、、」という悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
保育現場にありがちな問題を理解しておくことで解決策や気を付けるポイントが見えてきます。
これから保育士になる方も現在保育士として勤めている方も参考にしてみて下さい。
目次
保育士は女社会!トラブルを回避するためには
保育士という職業はそれぞれ担当のクラスがあります。
そこで他のクラスと比べてしまうことにより保育士としての実力を見極められてしまいます。
しかし、これは保育士としての実力だけではなく、そのクラスの園児たちの特徴(元気な園児が多かったり)の方が、大きい影響をもたらしていることも多いです。
そこで出てくるのは「劣等感」や「ひがみ」という女性の嫌なとことです。
このようなトラブルを解消するためには、以下のポイントを心がけてみましょう。
①褒められても喜びを表に出さず、謙虚にいること
これはとても大切なことで、褒められたら素直に嬉しいですが、その喜んでいる姿をだれが見ているのかわかりません。
ましてやあなたのクラスと比べられている担任の保育士が見ていたら、マイナスの感情が出てきてしまい、あなたへの八つ当たりや態度が変化してしまうかもしれません。
このような事がない様に褒められたときは謙虚な受け答えをすることが大切です。
②アドバイスをするときは相手の気持ちを聞きながらする
アドバイスをする側になった際に起きてしまいやすいトラブルは、「上から目線」や「考えを押し付ける」といった態度が原因となることが多いです。
アドバイスというのは難しく、聞き手との理解が違ってくることが多いのです。
なので、アドバイスをする際にはいつも以上に話し方を気を付けなければいけませんし、上から目線になりがちなのでなるべく相手と同じ目線でいることが大切です。
そして、アドバイスはあなたの経験を前面に出さずに伝えることが大切で
「問題点に対してどのようなアドバイスが適切なのか」というところを見失うことなく話していきましょう。
保育園にも職場における上下関係がある
働いている以上、避けることのできないのは上下関係です。
しかしクラスの担当がある以上、先輩・後輩関係なく仕事をしなければいけませんし、仕事量は同じようにあります。
そんな中、自分のクラスのことでいっぱいいっぱいになってしまい、いつの間にか同僚のプライドを傷つけていることがあります。
プライドを傷つけられてた方はあなたへの態度が変わっていってしまい、あなた自身が働きづらくなってしまいます。
そうならないために大切なのは相談を含めたコミュニケーションです。
例えば行事や製作のことに関してちょっとした相談をすることで、相手が思っていることを感じ取ることができ、
そこでお互いの気持ちを伝えることにより誤解が起きることを防ぎます。
運動会の曲を迷っている
↓
いくつかの曲をもって相談する
↓
相手のクラスの曲はどのようなものを考えているのか知ることができる
↓
運動会へのお互いのクラスのイメージを理解できることで、同じような内容になることがなくなる。
ちょっとした軽い気持ちでの相談でトラブルが起きることを回避することができますし、
コミュニケーションを通して世間話などの違う話をすることによって関係性も良くなっていきます。
苦手なタイプの保育士だったときの対処法は?
女性特有の人間関係の特徴としてグループができてしまいます。
仲間意識の高い女性の作ったグループの中に入っていくというのは、とても難しいことで労力を使います。
しかしこの輪の中に入ることができるととても働きやすい職場になりますし、あなたにとっていい環境にすることができます。
輪の中に入っていく3つのポイントとは?
①まずは挨拶から
初めからコミュニケーションをとることは難しいので、せめて基本的な挨拶は笑顔で印象よくする。
②相手の長所を見つける
保育士それぞれのいいところを見つけることにより相手に対して尊敬の気持ちを持つ。
さりげなく褒めてみるのもおススメです。
③1人話しやすい人を見つける
全員と話すのは大変なことですが、1人仲良くできる保育士を見つけそこからグループの中に入っていく
このポイントをおさえておけば自然とグループの中に入っていけるようになりますよ。
保育園でストレスのない人間関係を築いていくには
実際に働いている保育士も人間関係に悩んでいる方は多いです。
しかし解決策として皆さんが実行していことは「積極的なコミュニケーション」です。
やはり、女性は話すことが好きですし、会話の中で褒めたりすることで、ますます人間関係が良好になっていきます。
もし、トラブルが起きてしまっても信頼関係がしっかりと築けている場合、
大きな問題になることはありませんし、トラブルになったときは長引かせることなくすぐ解決する必要があります。
コミュニケーションをとりながら「褒める」、「意見に同意」、「笑顔でいる」ということは大切ですので、気を付けている保育士は多いです。
周りの保育士さんに嫌われてしまう行動とは
女性の中で嫌われてしまう行動とは「自慢」や「愚痴」が多い人は聞いている相手も良い気持ちはしません。
そして愚痴が多い人に限っては聞いている人が
「私の愚痴も他でいわれているのではないか?」
という風に感じてしまうので気を付けて下さい。
やはりマイナス行動は嫌われてしまう原因になります。
女社会では難しいこともあるかもしれませんが、以上のことを意識していくことで、少しずつ働きやすい職場になっていきます。
はじめは大変かもしれませんが、焦らずに頑張ってください。
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