パートの保育士を辞めたいと思ったときは…?辛い状況を解消するポイントについて

正規の保育士を続けるのが難しいけれど保育士の仕事は続けたいということで、パート保育士として働く人は少なくありません。

また、ブランクを経てパートで保育の現場に復帰している人もたくさんいます。

そんな中、自分のライフスタイルに合わせて働き方を選んだにも関わらず、続けていくのが辛いと悩んでしまうパート保育士さんもいるのです。

どんな悩みがあるのか、どうすれば解消できるのか、考えていきましょう。

パート保育士を辞めたい理由・よくある悩みとは?

まずは、パート保育士さんはどんなことで悩みがちなのか、パート保育士ならではの辞めたくなってしまう理由を見ていきましょう。

パートの保育士を辞めたい理由①:働くこと自体がしんどい

パート保育士を続けていくうちに、年齢も重ねるしライフスタイルもどんどん変化していきます。

そのため、家庭の状況や体力的な問題で、仕事をすること自体が負担に感じてしまうようになる人もいます。

特に保育士の仕事は、パートであっても体力を駆使するので、年齢が上がっていくにつれてしんどくなっていくのは当然でしょう。

パートの保育士を辞めたい理由②:早朝保育や延長保育担当が時間的にキツイ

パート保育士は、早朝保育や延長保育の担当を任されることが多いです。

早朝担当の場合、保育園の開園時間よりも前に出勤する必要があるため、自宅をかなり早く出なければなりません。

逆に延長担当は閉園後の退勤なので、家に帰るのが遅くなります。

そのような働き方は、人によってはライフスタイルに合わず苦労してしまうのです。

できると思って始めたけれどやってみたらきつかったとか、家庭の状況が変わってきつくなったとか、その背景は様々です。

パートの保育士を辞めたい理由③:仕事内容に不満

パート保育士に求められる役割は、園によって違います。

クラスに入って担任の補助をするだけでなく、雑用も多いため、日によっては一日雑用で終わるということも。

子どもと関わりたくて保育士の仕事をしているのに、任される仕事が掃除や片付けばかりで、やりがいを感じられず辞めたくなってしまいます。

逆に、担任が休んだ時に変わりをさせられるのがつらいという人も。

特に、パート保育士が複数いる場合、人によって仕事内容が違い過ぎると不満を感じやすいようです。

パートの保育士を辞めたい理由④:給料に不満

パート保育士は時給制です。

その時給自体が安い、ボーナスが出ないなど給料への不満は多くの保育士が抱いているようです。

パートには昇給もない園も少なくありません。

長年働いているのに1円も上がらないというのでは、不満に思うのも当然です。

他の園と比較して給料に差があることに気付き、初めて不満を抱くようになったというケースも。

パート保育士の悩みを解決するためにできること

先ほどご紹介したこと以外にも、人間関係や保育内容など様々な悩みが考えられます。

いずれにしても、辞めたいと思いながら働き続けるのは自分にとっても園にとってもいいことではありません。

改善するためには、どのようなことができるでしょうか?

解決方法①:勤務日数・勤務時間を減らしてもらう

仕事自体がつらい場合は、園長あるいは上司に相談してみましょう。

完全に辞めてしまわなくても、勤務日数や勤務時間を減らしてもらえるかもしれません。

パートで働いているからこそ縛りがないので、その辺は融通が利く場合もあるのです。

週5で働くのはきつくても、週3なら大丈夫など、調整することで解決できる可能性は高いですよ。

早朝や延長が難しい人は、相談することで日中に変更してもらえるかもしれません。

解決方法②:仕事内容や給料について上司に相談する

仕事内容や給料の不満を伝えるのは勇気がいることですが、ダメなら転職しようという覚悟があるなら相談してみましょう。

稀にですが、県の最低賃金を下回る時給で働かせているケースもあるのです。

毎年最低賃金は改定されるので、昇給のない園は注意が必要。

最低賃金未満で働かせるのは違法なので、堂々と賃上げを要求して下さい。

また仕事内容については、思っていたのと違い過ぎて耐えられないような場合は相談しましょう。

考慮してもらえるかもしれません。

ただ、担任保育士のサポートという意味では雑用も大切な仕事。

基本的には任されたことをこなすのがパート保育士の役目であるということは頭に置いておいた方がいいですね。

解決方法③:退職・転職する

不満や悩みを抱えたまま働き続けるのはおすすめできません。

なぜなら、パート保育士として働ける場所はたくさんあるからです。

もし、悩みを相談しても真摯に受け止めてもらえなかったり、何も変わらないようなら、退職も視野に入れておきましょう。

いつでも辞められると思えば悩みも軽くなるかもしれません。

本当に辞めてしまっても、もっと働きやすい園でまた活躍できるチャンスはあるのです。

そのためにも、転職サイトなどをチェックして転職先の候補を探しておくことをおすすめします。

まとめ

パート保育士だからといって、もし雇用側から軽視されているとしたら、それは許されないこと。

理不尽な対応を受けた場合は毅然とNOと伝えましょう。

働きやすさを考えてパート保育士を選んだのですから、働きづらさが改善されないなら転職もアリです。

まずは悩みを整理して、相談すべきことは相談すること。

無理なく楽しく仕事ができるよう、できることから始めましょう。

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