この記事では、保育士から受付職に転職したミホさんに、転職エピソードをインタビューしています。
ミホさんよろしくおねがいします!
私は保育士として2年間働いた後、受付職に転職しました。
いまの仕事内容や待遇、転職方法についてお話ししたいと思います。
目次
保育士と受付職の主な違いとは?
転職前(保育園) | 転職後(受付職) | |
給料 | 18万円 | 26万円 |
賞与 | 12万円 (年間) | なし |
勤務時間 | 7:30~19:30 | 9:00~18:00 |
残業時間 | 40時間 (月) | 2時間 (月) |
年間休日 | 110日 | 123日 |
男女比 | 男性1割:女性9割 | 男性7割:女性3割 |
保育士から受付職への転職「普段の仕事内容とは?」
現在は、外車カーディーラーのショールームで受付業務をしています。
<1日の主な業務内容>
◎展示車両の把握
→その日、どのような車が展示されているのか、名前や車種を確認しておきます。
◎お客様のお出迎え
→車のそばまで駆け寄り、お客様や担当のお名前、用件を伺った後、営業の方へ繋ぎます。
◎営業のお手伝い
→カタログ・DM等へのシール貼り、来場者数のカウント・集計、シュレッダー、顧客情報の管理などを行っています。
◎カンタンな雑務
→お茶出しやコーヒーサーバー・氷の補充作業、アクセサリーグッズの並び替え、店内装飾、ショールーム内個室の在庫補充や、ゴミ出しなど、です。
受付職の面白さややりがいとは?
受付職を始めて一番面白いと感じたのは、受付の対応1つで「商品が売れるかどうか」が変わってくるという点です!
例えば、デパートに洋服を探しにお客さんがいるとイメージしてみて下さい。
「服を探している…」と言われたときに、ただ、「何階です」と伝えるだけではなく、
「探しているものはどのようなアイテムなのか?」
「フォーマルなのかカジュアルなのか?」
それを受付がしっかりとヒアリングし、ぴったりの場所へ案内できた方が、商品も売れやすくなりますよね?
ショールームもこれと同じで、要望をしっかりと聞き取り営業の方に引き継ぐことで、営業担当とお客様の話も弾み、より良い提案ができるようになります!
また、常連の方と親しくなってくると、
「ただいま!」
と言ってショールームに帰って来ていただけます。
お客さんに喜んで頂いたとき、「この仕事に就いて良かったなぁ」と思います。
仕事で大変なことや不満に思っていることとは?
受付職とは、「会社の顔」のような存在です。
そのため、体調が悪い日や辛いことがあった日でも、「常に笑顔」でいなければなりません。
また、お客様が多い日は、1日背筋を伸ばして座りっぱなしになる日や、1日7cm以上のヒールを履いて立ちっぱなしになることもあります。
保育士時代のように、子供たちと走り回ったり、自由に動き回れない、といった辛さがあると思います。
他には、車の知識は付いてきますが、ときには、お客様から専門的な質問がきて答えられないときは、不甲斐なさを感じたりもします。
保育士から受付に転職して良かったこととは?
転職して良かったことは、大きくわけて2つあります!
1つは、年収が格段に上がり自由に使えるお金が増えたこと、2つ目は、残業が無くなりアフターファイブを充実させられるようになったことです。
保育士時代はとにかく激務で、常に子ども達のことを考えて、自分の見た目に気を遣う余裕もありませんでした…
受付になってからは、「人に見られる仕事」ということもあって、美意識が高まり、毎日オシャレを楽しめているので、女性としての喜びをひしひしと感じています。
お客様の好みや特徴を覚え、その方の求める接客をして、感謝されたときは、とてもやりがいを感じます!
あとは、保育士のときは出会いもありませんでしたが、いまの職場には男性が多く、外部からの出入りも多いので、ときどき良い話がくることもあります(笑)
保育士から受付職への転職方法とは?
私の場合は、保育士をやっているときは全然余裕がなかったので、一度退職をしてからの転職活動となりました。
転職先が見つかるまでは、コールセンターや単発でのイベント派遣バイトなどをこなして、つないでいました。
受付職の求人は、転職サイトの「DODA(デューダ)」を使って見つけました。
これまで転職したこともなかったのですが、登録後は担当者さんが付いてくれて、いろいろと手伝ってくれました。
いまの職場も、いくつか紹介してもらった中から選んだものです。
良い職場に出会うことができて本当に良かったなと思っています。
保育士から受付職に転職してみた感想は?
やはり、年収が大きく上がり、残業が減ったという点が、最大の変化だと感じています。
それによって、私生活の充実度合いは大きく変わりました!
保育士時代は、女同士のイジメやギスギスした空気が常にあったのですが、外車カーディーラーの受付では、こんな私でも、女性は”華”として扱ってもらえます。
営業の方など男性も多い職場ですが、ストレスなく毎日、非常に楽しく働くことができています!
休憩時間も、いままでは連絡帳の記入や制作物などに追われていましたが、いまは、ランチに出かけたりと、リフレッシュして午後の業務にあたっています。
もちろん、受付はその空間全てを把握し、お客様の気持ちを素早く汲まないとならないので、難しく感じることもあります。
ですが、そんな時にも言葉がうまく通じない子どもを相手にしていた保育士としての経験が活きていると感じています。
受付職に興味を持っている保育士さんへ
受付は会社の顔となる仕事ですが、子どもから保護者の対応までこなし、人の気持ちを察する能力に長けている保育士さんには非常に有利な仕事だと思います!
また、受付は残業も少なく、給与も高い仕事になるので、アフターファイブや私生活もガラリと変わってきます。
「転職」というと不安なイメージがあると思いますが、
保育士のような資格職は最悪食いっぱぐれることは無いので、新しい世界に飛び込んでみるのも良いと思います。
また、保育園にいるときはあまり気にしてませんでしたが、
世間的に見て、保育士という仕事は子供の面倒を見ているためか、良い印象を持たれやすいということにも気づきました。
保育士の転職はメリットたくさんです!
保育士不足のいま、保育園の求人も毎日更新されています。
給与や福利厚生、職場環境などは保育園によって様々です。同じ地域であっても、雇用条件が大きく変わることも!
すぐに転職する予定がなくても、住んでいる地域で良い求人が見つかったときに、知らせてもらえる環境は整えておきましょう!
「希望の求人が見つかったときだけチェックしたい!」
という場合は、保育士求人サイトの「ジョブメドレー保育」がおススメです。
「勤務地、年収、働き方」などの希望条件を設定しておくと、週1~隔週のペースで条件に合った求人を知らせてくれます。
転職したくても、好待遇の職場はなかなか見つかりません!
良い求人が出たときはすぐにチェックしておけると良いですね!
