仕事をする上で、履歴書を避けて通ることはできません。
保育士が転職をする上でも同じことです。
履歴書というとどんなことを書けばいいのか悩んでしまいますね。
しかも保育士という特殊な仕事で、なおかつ転職となるとどんなことに気を付けて書けばいいのかわからないですよね。
履歴書には手本もついている場合がありますが、具体的ではない部分もあります。
今回はそんな書かれていない部分も具体的にご説明しましょう。
項目別!保育士転職における履歴書の書き方
履歴書には多くの事をかかなければなりません。
志望動機や自己PRだけをみられていると思っていませんか?
実は履歴書の全てをみられていることが多いのです。
それをみて、あなた自身はどんな人なのかを見極めようとしているのです。
そんな書面だけで判断されるかと思うと、余計に何も書けなくなってしまいます・・・
しかし言い換えれば、履歴書が100点満点の書き方であれば、採用の可能性はとても高いということです。
これは頑張らねばなりませんね!
1つ1つ、注意する点を確認していきましょう。
履歴書の項目①:日付
履歴書の上に書く日付ですが、書いた日を記入するのではなく、履歴書を提出する日にしましょう。
郵送するのであれば、投函する日付です。
また西暦で書く場合、経歴の欄でも西暦にしましょう。
和暦なら経歴も和暦です。
統一することが大切です。
履歴書の項目②:名前
名前は大きな文字で丁寧に書くことを心掛けましょう。
一番最初に目につく部分と言ってもいいでしょう。
しかし大きな欄の中に大きな字で書くというのは、バランスが難しくきれいな字に見えにくいのが悩みです。
文字には1つ1つバランスがあります。
ご自身の名前ですので、これを期に文字のバランスを確認して名前をきれいに書けるように練習してみてはいかがですか?
履歴書の項目③:生年月日
履歴書の上に記載する日付の書き方に合わせる必要があります。
西暦で書いたのであれば、個々でも西暦を用いましょう。
「満年齢」を書くように書かれていますが、これは今現在の年齢のことです。
上の日付の日の年齢を書くようにしましょう。
また、「フリガナ」と書かれている部分は、その字はひらがなであればひらがなで、カタカナであればカタカナで書くようにします。
履歴書の項目④:住所・連絡先
アパートやマンション名を省略しがちですが、省略することなく正式な名称を書きましょう。
番地などは「○-○-○」と棒線を用いてしまうのはNGです。
「○丁目○番地○号」としっかり記載してください。
連絡先に関しては携帯番号で構いません。
履歴書の項目⑤:写真
写真は3か月以内の物にしましょう。
もし剥がれてしまっても誰のものなのかわからなくならないよう、写真の裏に名前を記入しましょう。
<NG写真>
・髪で顔が隠れている
・髪のカラーが明るすぎる
・大きいアクセサリーや目立つピアスをしている
・化粧が濃い
・体、目線が正面を向いていない
・1人で写っていない(友達と写っている)
・背景が白ではない
・スナップ写真の切り抜きやプリクラ
NG写真に気をつけて、印象のよい写真を撮りましょう。
履歴書の項目⑥:学歴・職歴
高校以降の入学・卒業年月を記入しましょう。
高校なの正式名称で記入するよう、心がけてください。
職歴に関しては入社・退社も記入しましょう。
事業署名や所属部署、役職などが変わった場合もその都度記載するといいですよ。
最後に「現在に至る」という言葉を書き、その次の行に「以上」と右詰めで書きます。
履歴書の項目⑦:免許・資格
保育士・幼稚園の免許は欠かさず記入します。
もちろんここでも正式名称で書きましょう。
保育士資格・幼稚園教諭第○種免許状・・・などです。
幼稚園教諭免許に関しては、卒業した学校などにより種類が違います。
ご自身がお持ちの資格の正式名称はしっかりと覚えていきましょう。
またここは自分をアピールするポイントでもあります。
他に資格や免許を持っているのであれば、漏らさずに書きましょう。
履歴書の項目⑧:特技
趣味や特技は最低でも1つは記入するようにしましょう。
もちろん保育に関係がることの方が、良い印象になりますよ。
運動系であれば、体力があることをアピールできます。
裁縫など細かい作業が得意な方は、手作りなどおもちゃや工作など何かと重宝する趣味となります。
履歴書の項目⑨:志望動機
志望した理由を端的にまとめて書きます。
転職ですから、前の職場を悪く書いてしまいがちですがそれはNGです。
前の職場のことはあまり触れずに、就職したいという熱意が伝わるように記入しましょう。
履歴書の項目⑩:自己PR
ここは絶好のPR部分です。
就職したらこんな保育士として働きたいという気持ちを伝えるといいですね。
こんなことが得意なので、こんな保育をしていきたいとか、志望していえう保育方針にそった内容の保育をしたいなどの内容で書いてみてください。
履歴書の項目⑪:本人希望欄
配属先に希望などがあれば記入しましょう。
しかし、休日や給与に関してなどあまり細かく書くことは控えたほうが賢明でしょう。
採用側の心に響くように、保育士の履歴書を書くときに意識したいこと
履歴書は、あなたを知る上での1つの大きなポイントになります。
出来るだけ良い印象を与えられる履歴書を書きたいものです。
採用側の心に響く書き方にはいくつかの意識しておきたいポイントがあります。
履歴書を書くときに意識したいこと①
「見やすい字を心がける」
まずは文字です。
どんなによい文章が書かれていても、文字が乱雑ですと読みたくなくなってしまいます。
とはいっても、文字をきれいに書くのは難しいものです。
文字に自信のない方もいるでしょう。
しかし間違ってはいけません。
読みやすい字はキレイな字だけではないのです。
まずは文字の大きさです。
若干ですが、漢字は大きくひらがなは小さく書くと見やすいです。
また文字の間隔は文節ごとにまとめると見やすくなります。
間延びした文字は読みにくいものです。
読みやすい字を心がけて丁寧に書きましょう。
履歴書を書くときに意識したいこと②
「修正NG、間違えたら書き直す」
書き間違える場面もあるでしょう。
そんな時は手間ではありますが、もう一度書き直しましょう。
修正テープや修正液を使用するのはNGです。
書き間違えのないように、心を落ち着けて書きましょう。
履歴書を書くときに意識したいこと③
「端的にまとめる」
文章能力も見られています。
長々と同じようなことを書いていると、その程度と思われてしまいます。
文章は端的にまとめるように努力しましょう。
結論を先に持っているなど、いろいろな方法を用いて読みやすい文章になるといいですね。
履歴書を書くときに意識したいこと④
「最後に確認する」
最後の確認は怠ってはいけません。
最後に確認すると、間違いに気が付くということもよくあります。
ここでケアレスミスをなくすことができますよ。
誰かに見てもらうというのもいいでしょう。
読みやすい内容か、文字かなど全体的な印象も含めてみてもらうとより完璧なものになりますよ。
まとめ
履歴書は書くことをためらう部分も多いですね。
どんな内容で書けば採用側に良い印象を与えられるのかなど、考えていくとペンも進みません。
しかし履歴書はあなた自身をアピールする大切なツールです。
就職したいという熱意が伝わるように書きましょう!
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