この記事では「新卒で保育士をやめたい…」と悩んでいるときの考え方についてお話ししたいと思います。
保育士という仕事に希望を持って入社した1年目の保育士の中に、理想と現実の大きな違いに戸惑う方ばかりですよね。
大体は子供と楽しく過ごすということが主な仕事だと思っていますが、実際はそうではありません。
集団生活の中で年度末に向けてどのくらいの成長を促していくのか、個人の成長や問題点はどこか、普段の書類の多さや行事の計画・準備など、仕事はとても多いのです。
そして、保育士はクラスを担当するので1年目でも責任は同じようにあります。
保育園によっては1年目は副担任などの配慮をしてくれることが多いとは感じますが、中には1年目から担任になるところもあります。
「その責任の重さにどのように対処したらいいのか?」
「保育のやり方さえ分からない中で急に責任だけ押し付けられても困る、、、」
という素直な気持ちを持っている保育士が多いです。
新卒保育士で辞めたいと思ってしまうのは?
退職する人を見た際に1年目で退職する人は少なくはありません。
しかし、個人的には1年目で辞めるというのはもったいなく感じてしまいます。
基本的にはお給料や仕事量や人間関係の問題はどこの保育園に勤めてもついてまわる悩みなので、2~3年くらい働いてからの退職でもいいのではないでしょうか?
これは我慢して働くということを言っているのではなくて、頑張れるのであれば今勤めている保育園のいいところを吸収してからの退職でも遅くないという意味です。
どの保育園でも保育の仕方に違いはありますので、せっかく就職することができたのであれば、
大変でもすぐ辞めてしまうのではなく保育士として1つでも多く知識や保育の知恵を学ぼうという考えに変えてみてはどうでしょうか?
そうすることで少し気が楽になるかもしれません。
もちろん、どうしても辛くなってしまった場合は転職を考えても良いと思います。
保育士が向いていない、転職したいと感じている方へ
1年目で自信を無くしてしまう保育士は多いですよね、、、
それは保育の現場は思っていたよりも大変だからです。
そしてなりたくてなった保育士なのに「向いていない」と思ってしまい退職を考えている人は、少し考え直してみて下さい。
あなた自身が保育士に向いていないのではなくて、仕事にまだ慣れていないだけなのです。
人間関係はもちろん1年を通して行事がいくつかあり、その行事によっても計画の仕方や準備の仕方、子供たちへの指導の仕方が変わっています。
そのために1年はあっという間に過ぎてしまいますし、それについていくのに必死で保育を楽しめなかったと感じてしまいます。
ですが、2年目は1年目の経験がある分、1つ1つの仕事も去年よりもスムーズにこなせるようになっているはずですよ。
自分の成長を実感することで、きっとなくなりかけていた自信も取り戻されると思います。
また、ついていく事に必死だった1年とは違い、保育を楽しめる余裕が少しずつ出てくるはずですよ。
仕事だけではなく、園児ともしっかりと向き合える時間ができ、保育士として理想としていたことが現実になってきます。
保育士は大変だけどやっていて良かったと思う日も
1年目の保育士の方は今とても大変だと思います。
人間関係のお仕事ですし、マニュアルどうりに進むこともありませんので、保育士というのは本当に経験が大切な職業です。
でも経験以外にもあなた自身の人柄がでる職業でもあります。
保護者も園児もあなたの頑張りをわかってくれていますし、理解してくれていますよ。
勤めている保育園によっては辞めたくなってしまうこともありますが、保育士を辞めたいと思わないでいて欲しいです。
保育士は人としてとても大切な時期に関わることのできる唯一の仕事ですし、素直に感情表現をする園児からはたくさんのことを学ぶことができるすてきな職業ですよ。
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