募集を見つけて、働いてみようと思ったのはいいけれど、最初に悩むことがあります。
それが履歴書です。
学歴とか職歴なんかはありのままに書くしかありませんが、志望動機ってどんな風に書けばいいのかわかりませんよね。
自由に思いのまま書いて採用されなかったら・・・なんて思うと、怖くて思考回路がストップしてしまいます。
伝えたいことはあっても、どんな風に書いていいのかわかりませんよね。
採用されやすい志望動機や自己PRの書き方はどんなものなのでしょうか?
例文とともにポイントにまとめてみました。
目次
保育士(パート・未経験)が志望動機を作成するときのポイント
志望動機で採用されやすい内容にするためには、その保育園のニーズに合った内容でなくてはなりません。
保育園側が求める人物像に少しでも近づくことが、採用の鍵です。
ですから、自分自身のエピソードの中に保育園側の求める人物像を当てはめると、採用されやすい志望動機が完成するのです。
それではここで志望動機の3つのポイントです。
①保育士のシフト通りに出勤できる(時間の制限がない)
パートの保育士は基本的に、正規の保育士の穴を埋める人材として採用されることが多くあります。
その人が、無理な時間帯があると言われると辛いものがあります。
可能な限り、時間に対応できる柔軟な気持ちを持っていることを伝えるといいでしょう。
どの時間帯でも出勤できるほうが、保育園側に喜ばれます。
積極的な姿勢が好まれますよ。
②なるべく休まずに出勤してくれる
仕事をする上で、幾度となく休まれると戦力になりません。
どんな形式での採用でも同じことですね。
出来るだけ休まずに出勤してくれるというのは大きなポイントになります。
これを保育園側に伝えるためには、体調管理やスケジュール管理もきちんと行えることをしっかりアピールすることが大切です。
仕事をしていた時の休まなかった経験を話したり、休まない工夫を伝えるといいですね。
③保育士として即戦力になる
パートの保育士さんに対しての新人指導をするような余裕はどこの保育園にもありません。
まして求人を出している保育園なのですから、もともと人手が足りないということです。
そんな状況では、すぐにでも保育士として保育をしてほしいと思うのが普通です。
採用されれば、すぐに保育士として即戦力で働かなくてはならないと思っていいでしょう。
そのことを踏まえた内容にするといいですね。
「自分なら即戦力になれる」というメッセージが伝わるような内容にすることが大切です。
保育士を務めていた時こんな仕事を任されていたとか、責任感が強いなどそのようなエピソードを加えると、相手に伝わりやすいですね。
保育士(パート・未経験)の志望動機の例を2つ紹介
それでは実際に志望動機の例文を見てみましょう。
①時間の融通が付くことをアピールする例文
子どもも高校生になり子育ても落ち着いたので、保育士としてもう一度働きたいと思い、貴園を志望させていただきました。
平日の7時~20時ころまで、家族が家にいることはなく仕事で外出していても問題はありません。
シフトに入られていただくことも可能です。
②即戦力になれるとアピールする例文
私は結婚する以前、○○市にある○○保育園で10年間正規の保育士として働いていました。
結婚をし、引越しをすることになったので退職することになりました。
しばらく子育てと家事に専念していたのですが、再び保育士として働きたいと思い、貴園を志望させていただきました。
どちらも、しっかりとポイントをおさえつつ自分の事を伝える文になっていますね。
ポイントをおさえすぎて、自分自身のエピソードが薄くなってしまうのはNGです。
志望動機なのですから、エピソードの中にポイントを入れておくことが大切です。
保育士(パート・未経験)が自己PRを作成するときのポイント
日本人は自分を良く表現することが苦手です。
自分の長所は?と聞かれてもすぐに答えられないですよね。
しかし履歴書では必ずといっていいほど「自己PR」という項目があります。
この項目をクリアしなければ採用というゴールにはたどりつけません。
オーバーに自分をPRすることはよくありませんが、ここに遠慮は必要ありません。
しっかりと今の状況をPRしていきましょう。
でも今の状況のみではいけません。
保育園側が採用したいと思えるような内容がここにも求められます。
自己PRを書く上でのポイントをおさえておきましょう。
①保育未経験者の場合
保育園側が一番気になるのが、「保育の仕事に向いているのか」ということです。
保育士の仕事は、イメージよりもずっとハードな仕事です。
それに耐えられる精神力と体力が必要です。
ですから自己PRの中で・・・
・子どもが好きであるということ
・保育の仕事が向いているということ
・責任感があるということ
等をアピールするといいでしょう。
②保育経験にブランクがある場合
保育士の多くは結婚して子どもが出来ると一旦退職してしまうことが多いです。
そのため、保育にブランクがあることが多いでしょう。
パートで保育士として復帰する場合、保育園側が考えるのは「保育士としての感覚が鈍っていないか」「体力的に難しくないか」などの点です。
ですから、保育士をしていなかった時にも子どもと関わっていたということをアピールするといいでしょう。
・子育てをしていた
・子どもに関わる仕事をしていた
・友だちの子どもを預かっていた
など出産・育児をしていなくても子どもと関わっていたことを伝えましょう。
保育士(パート・未経験)の自己PRの例を2つ紹介
それでは実際に自己PRの例文を見てみましょう。
①保育未経験の場合
子どもが好きで、大学では保育の勉強に励みました。
別の仕事を選んでしまいましたが、近所の子どもと関わるたびにやはり保育士の仕事をしたいと強く思うようになりました。
もともと子どもが好きですし、子どもと関わることは得意分野です。
これを活かして、ぜひ保育士として働きたいと思っています。
②保育経験にブランクがある場合
子どもが好きで、保育士として働いていましたが、結婚をし引越しをしたことを機に仕事を退職しました。
子どもにも恵まれ子育てをしていましたが、やっと子育ての手が離れたことを機に保育士戻りたいと思いました。
保育から離れていたものの、子育てをしておりましたので保育士に復帰する時には、この経験を活かしていきたいと思います。
自己PRを難しく考える必要はありません。
「自分を採用するメリットはここ!!」というようにセールスポイントを自分で見つけてみてください。
性格や経験、仕事に対しての思いなどを、自分の言葉を使って表現することで、その真剣な気持ちは相手に伝わります。
思いをぶつけましょう。
まとめ
履歴書を書くときにはとても緊張しますよね。
決まった内容でしたら問題ないのですが、志望動機や自己PRはそういうわけにはいきません。
しっかりと相手に働きたいという思いを伝えなければなりませんね。
保育園側はあなたが保育士としてどんな風に働こうと思っているのか、志望にあたってどんな姿勢で臨んでいるのかなどを見ています。
履歴書はあなたを移す鏡です。
あなた自身の言葉で、あなたの意志をしっかりと伝えてください!
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