転職を決意したということは、今の職場に何らかの不具合が生じたからでしょう。
色々な原因はありますが、再就職先でまた同じようなことになりたくないですよね。
再就職先が自分にとってよい就職先になるようにしたいのは、どんな方でも同じはずです。
ではどんなことに注意して探せばいいのでしょうか?
複数ある転職方法も含めてご紹介しましょう。
保育士が利用できる5つの転職方法とは
保育士が転職する時、どんな方法を利用すればいいのでしょうか?
ここでは5つの方法をご紹介します。
それぞれの方法やメリット・デメリットについても見てみましょう。
保育士の転職方法①:ハローワーク
ハローワークに自分自身のパーソナルデータを登録します。
自分の希望の勤務形態や給料、福利厚生などの条件を好きに検索して保育園を検索できます。
メリット
自分のスケジュールい合わせて、希望の保育園を検索することが可能ですし、保育園だけではなく幅広い求人を目にすることが出来ます。
保育園という枠組みを超えて、視野を広く持ってもいいかもしれませんね。
また個人登録をする訳ですから信用もあり、ハローワークや求人サイトからの紹介でないと採用しないという保育園もあるほどです。
デメリット
良い条件が見つかっても安心はできません。
保育園での人間関係や雰囲気を書面で確認することはできませんね。
つまり、希望の保育園が見つかってもその実態は分からないということです。
求人票とは違う条件を出される場合もあるので、それだけで判断するのはとても危険なことです。
保育士の転職方法②:学校の求人
卒業した学校にきている求人票を見ることで就職先を検索する方法です。
自分が卒業した大学なら、足を運びやすいですね。
メリット
学校に来ている求人ですので、ブラック企業のようなところはありません。
学校との信頼がありますからね。
また、先輩が働いていたりもしますので、内情は把握しやすいでしょう。
デメリット
学生相手ということもあって、好条件というのは残念ながら少ないのが現状です。
また、学校とのつながりがある以上、簡単にはやめることが出来ずにいる場合が多いのも事実です。
人間関係に苦しんでいてもなかなか辞められないというパターンもあり、見極めが難しいところです。
保育士の転職方法③:知り合いの紹介
知り合いの方から、「ここの保育園で働かない?」と誘われ就職に至るケースもありますね。
保育士の知り合いから誘われることって結構多くあります。
メリット
誘われているのですから、よっぽどのことがない限り落ちることはありません。
就職は約束されたものになりますし、就職までの大変なプロセスをしなくていいのですからとてもありがたいことですね。
また紹介していただいた方に聞けば、内情も認識しやすくなります。
デメリット
紹介ですから、仮にその保育園が合わなかった時にすぐに辞めることは非常に難しいと言えるでしょう。
相手の立場を考えて行動する必要がありますね。
保育士の転職方法④:園の求人を直接探す
園に直接連絡したり、HPをチェックするなど自分なりに動くことです。
HPなどにも連絡先は書かれていますから、勇気をもって直接話すというのもいいものですよ。
メリット
直接連絡することで、その思いはしっかりと保育園に伝わります。
また直接予定を組んで話を進めていけるので、話はとてもスムーズに進むでしょう。
デメリット
求人をしている保育園に運よく出会えればいいのですが、そうでない場合もあります。
1回の電話で出会う場合もあれば、いろんな保育園に電話しても「今は募集していない」という答えが返ってくることもしばしばです。
保育士の転職方法⑤:求人サイトを利用する
保育士の求人サイトは沢山あります。
それに登録をしていれば、希望にあった保育園を見つけてくれます。
登録後、数日で希望などを質問されその後それに合った保育園を抜粋、その中からいい条件のものを教えてくれるシステムです。
メリット
就職するまでの長い道のりを第三者がしてくれるので、とても便利です。
また直接、保育園に言いにくいことも転職サイト側に伝えることができるのでとてもいいですよね。
デメリット
仲介人になってくれるエージェントによって、また転職サイトによって得意とする保育園が違います。
そのため、力の弱いところですと選択肢が少ないという場合もあります。
転職で自分に合う職場を見つけ出すためのポイント
転職の方法が分かったところで、今度は自分に合う保育園の見つけ方です。
ここをおさえなければ、また同じ思いをすることになるかもしれません。
どんなことに注意して転職先を見極めればいいのでしょうか?
自分に合った職場を見つけるポイント①:転職で優先したい条件で決める
転職を決めた理由は、前の職場でいろいろな不具合が起こったことが大きな原因でしょう。
そうならないために、まずは転職先で優先したい条件を決めましょう。
人間関係で悩んでいたのであれば少人数のアットホームな保育園、給料面に不満があったのならそれに見合う給料を出している保育園・・・
など条件を頭に入れて保育園を探すといいでしょう。
自分に合った職場を見つけるポイント②:園見学をする
どんなに調べても、HPや書面ではその保育園の実態は分かりません。
求人票とは違う条件を出される場合も多くあるのが悲しい現状です。
そのために、園見学があります。
1度保育園で勤めた経験があるのであれば、どんな部分を確認すれば内情が知れるかわかるはずです。
どんなに取り繕っても、見えてくるものがあります。
「あれ?」と違和感を感じてしまう部分があれば、慌てずに再検討するようにしましょう。
チャックする項目としては・・・
・園の全体の雰囲気
・職員同士の関係
・子どもの笑顔や表情を含めた様子
・保育形態
などせっかく園に見学に行っているのですから細かくチェックすることが大切ですよ。
不意に見せる表情や動きを見落とさないようにするといいですね。
自分に合った職場を見つけるポイント③:短期バイトをする
短期でバイトを募集しているところもあります。
実際に働く以上にその保育園が分かる行動はありませんよね。
そんな求人があれば大当たりです。
すぐに手を伸ばして、その保育園の内情を自分の目で認識するようにしましょう。
HPで園見学でもわからなかったことが、実際に働いてみて分かったというケースは非常に多いですよ。
例えば・・・
・園長先生の職員に対する威圧的な態度
・行事が多く、子どもを振り回す現状
・子どもの自由がなく、おもちゃも少ない
・外見だけにとらわれている
などは、見学の時にはわからないものです。
むしろ取り繕ってしまえば分らない部分ですので、そういうところを実際に働くことで確認するといいでしょう。
まとめ
今よりも良い職場を見つけることは、転職する上で最も大切なことです。
また同じ状況になりたくないですもんね。
そのためには安易な就職活動ではいけません。
一見よい条件に思えても、内情は全く違っていることがあります。
保育園ではそのような状況がほとんどいっても過言ではないでしょう。
女社会ですので何かと問題は抱えているものですが、どこまで妥協できるかが判断する基準になるのでしょう。
慎重に保育園選びをして良い環境で働いてくださいね。
保育士不足のいま、保育園の求人も毎日更新されています。
給与や福利厚生、職場環境などは保育園によって様々です。同じ地域であっても、雇用条件が大きく変わることも!
すぐに転職する予定がなくても、住んでいる地域で良い求人が見つかったときに、知らせてもらえる環境は整えておきましょう!
「希望の求人が見つかったときだけチェックしたい!」
という場合は、保育士求人サイトの「ジョブメドレー保育」がおススメです。
「勤務地、年収、働き方」などの希望条件を設定しておくと、週1~隔週のペースで条件に合った求人を知らせてくれます。
転職したくても、好待遇の職場はなかなか見つかりません!
良い求人が出たときはすぐにチェックしておけると良いですね!
