この記事では「保育士さんの声枯れ」についてお話ししたいと思います。
子どもの声って大きいですよね!
一人の声でも大きいのに保育園でたくさんの子どもたちが集まると…
昨今保育園の騒音問題が沸き起こるくらいです。
そんな子どもたちと毎日接する、しかも大勢の子供たちと。
大勢の子どもたちをまとめたり、子どもたちに話しかけたりする保育士も自然と声が大きくなりがちで、
ときには声が枯れたり、出なくなってしまうこともありますよね…
保育仕事で声が出なくなってしまう原因とは?
行事は大敵、声が枯れてしまうことも!
3歳以上児担任の場合、発表会や運動会など子どもたちをまとめて対外的に見せる、そんな行事はつきものです。
先生の話を聞かない、お集まりなのに座らない…
そんな子どもはどこの園にもいるもの。
最初は穏やかに接しているつもりでも行事が間近になると保育士もだんだんイライラ…
声も大きくなる!
大きな声で叱られたってそんな子どもたちにとっては無意味なのですが、ついつい声を出さずにはいられない。
そしてある時
「ゴホゴホっ!」
「やばい!」
と思ったときはもう手遅れで声が出なくなったり、枯れたりしてしまうのです。
声が出ないのは声帯が炎症を起こしているから
そうは言っても、行事を抱えている時に声を出さずに過ごすなんてできませんよね?
でも自分に置き換えてみてください。
大きな声で「○○しなさい!」と怒鳴られるのと、「○○してみたら?」と静かに語りかけられる、そのどちらが心に響くか。
きっと後者のはずです。
まずは大きな声を出す前に一度心を落ち着け語り掛ける…
そうすることで少しは炎症と疲労を軽減することができるかもしれません。
大人数が苦手な方は小規模保育園という手段も
以前は大規模園でバリバリ働いていたつもりだった私ですが、今は少人数の保育所で働いています。
園児は少なく、大きな行事もないため、大声を出す必要もありません。
周りの仲間の保育士さんも一対一で子どもに向き合い、静かに保育しています。
もちろん静かに…と言っても無言というわけではなくて、小さい声で子どもに語り掛けているのです。
1人1人とじっくりと向き合える環境にいるので、子どもたちは静かに、楽しそうに遊んでいます。
それから2年ほど、いつしか私も気づかないうちに大声を出すのをやめていました。
もちろん風邪以外で声を枯らしたことはありません。
喉のケアをして、声を枯らさない環境作りを
保育園の規模や状況によって違うとは思いますが、みなさんまずは自分を大事にしてください!
声が枯れるほど大声を出したって何にもいいことはありません。
喉の保湿を心掛けたり飴をなめたりと、声が枯れたときのケアも大切です。
でもまずは「声を枯らさない環境」を作ることが大事です。
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