保育士を3年目で辞めたいときの主な原因と対処法

園児たちの一年を通した成長の様子を見てきて、日々の保育を長いスパンで捉えられるようになってくる3年目の先生。

園での年間行事にも慣れ、そろそろ責任あるポジションを任されることも。

新人時代を過ぎ、中堅先生へむけて歩き始めた3年目の先生の悩みについて考えてみたいと思います。

保育士を3年目で辞めたい人が抱える悩みとは?

3年目で辞めたくなる原因①:仕事の負担や責任が増えてきた

1、2年目のころは、乳児さんクラスの複数担任のひとりとして保育にあたり、子どもたちに接する勉強を積む時代であることが多いものです。

しかし、3年目くらいになると、幼児クラスの担任になったり、少人数の園であればひとり担任を任されることもあるでしょう。

今までは、保育中に他の先生に尋ねたり、お昼寝中の事務時間に質問できていたものが、かんたんに相談ができなくなり、責任も大きいと感じてしまうかもしれません。

自分にはクラスをまとめる力がないな…と感じてしまうことも。

3年目で辞めたくなる原因②:保護者対応に悩んでいる

クラスリーダーをトップに、たくさんの保育者が関わる乳児クラスですと、園児の怪我や発熱時の保護者への対応は、上の先生方がして下さることが多いものです。

ひとり担任、ふたり担任の幼児クラスになると、ケンカや怪我自体が少し大きいものになったり、心のケアが大切になることも増えてきます。

そんな状況を直に保護者に伝える場面が増えてくるのが3年目あたりです。

少し難しい保護者への対応に悩んでしまうこともあるかもしれません。

3年目で辞めたくなる原因③:自分の仕事や園のやり方への疑問

保育に少し余裕が出てくると、「毎日の保育にマンネリを感じる」「園のやり方に違和感がある」と思うことも出てきます。

入ったばかりのころはすべてが勉強で、先輩のやり方を自分のものにしようと一生懸命にできますが、

だんだんと、「最初の情熱がなくなっているかも」「勉強とはいえ残業が多くないか」といった疑問が出てきます。

保育士は5年目くらいになると出産する先生が増えてきたり、少し重要なポジションに抜擢されることもでてきます。

そのような転機を迎える前に、他の職場に移った方がいいのではないかと思うこともあるでしょう。

それぞれの悩みに対する対処法とは?

①クラス運営が難しくて辞めたいと思っているときは

乳児さんとは違い、幼児さんのパワーは元気いっぱい!

打てば響くような反応が楽しい反面、先生の話がつまらないときには全く見向きをしないこともあります。

比較的おとなしい先生だと、幼児クラスに移った時に、自分には全体をまとめる力がないのではないかと自信を持てなくなることもありますね。

乳児クラスでは、大人同士の人間関係を築くことに気を配ることが多いです。

赤ちゃんたちへの接し方を先生同士で話す時間が多く、担任の先生仲間で意識を合わせることが、保育を充実させるうえで大事ですよ。

幼児クラスでは、子どもとの人間関係を作ることが一番重要になりますね。

子どもを尊重して対等に生活してみると、「人として素晴らしいこと」や「人としてしてはいけないこと」といった目線で、

褒めたり、時には叱ったりすることができると思います。

その積み重ねが、子どもたちと先生だけの、他にはないクラス運営につながっていきます。

「3月にはクラスがまとまっていると良いな」と長い目で構えて、頑張ってくださいね。

②難しい保護者への対応で辞めたいと思っているときは

保護者への対応が任され、責任を感じることもありますね。

特に、大きな怪我や度重なる友達とのトラブルなど、言いにくいことを伝える場面では緊張します。

そんなときは、他のクラスの先生にアドバイスを求めることも大事です。

幼児クラスはたしかに独立した担任制ですが、幼児クラスを持っているベテランの先生は、他のクラスの子のことも気にかけています。

また、乳児期にその子を見ていた先生に相談すると、とても良い視点をくれるものです。

発達の心配や強い癇癪など、手のかかる理由が気になる場合も、けして一人で抱え込まないようにしてくださいね。

園児の育ちにとってプラスになるように持っていけることが目的ですので、「もう新人ではないのにこんな相談をしていいのだろうか…」と考えなくて大丈夫です。

園の人事を決めるときは、先生たちの人格を見ています。

良好な人間関係を築けて、報告・連絡・相談ができる先生だからこそ、幼児のクラスに回ることになったのです。

ひとり担任になった時こそ、他の先生にアドバイスをもらい、協力し合うことがとても大切ですよ。

「子どものために相談しよう!」と初心に戻ると、楽になれると思います。

③自分自身や園への疑問が出てきて辞めたいと思っているときは

保育に対して、最初ほどの熱意がなくなっている自分に気づいたり、他の園のやり方の方が魅力的に思うことも出てくるのが3年目ころです。

そんな時は、現状を冷静に自己評価してみましょう!

すると、こんな気づきがあるかもしれません。

(1)新鮮味はなくなってきたが、園の行事に慣れてきたので、プライベートの時間も楽しめるようになった。

(2)子どもたちの行動がある程度予測できるようになったので、自分の感動は少なくなったけれど、子どもの自主性に任せる保育ができるようになってきた。

(3)効率が悪い残業時間に気づいたので、先輩の仕事を手伝うなどの気遣いができるようになった。

考え方によってこのような自己評価もできるのであれば、いい意味で「変化」でもあります。

女性の一生は、結婚や家庭によって大きく状況が変わるので、仕事が落ち着いてきたことは、マイナス要因とも言えないでしょう。

今感じている「辞めたい理由」について、職場を変えずに解決できるかどうか、今一度考えてみることをお勧めします。

まとめ

保育士になって3年目ごろに辞めたくなるケースについて考えてみました。

2年間勤務できた園であるとすれば、それなりに人間関係を築くことができ、不満はあっても、良いところもある園ではないかと思います。

数年くらいの長い目で転職準備をしながら勤め続けていると、現在の状況もそれほど悪くないという結論になることもありますし、

実際に転職をする際も万事整った状況になりますね。

余裕が出てきたからこそ、有意義に考える時間を持ってもらいたいと思います。

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