仕事に向いてない、自信をなくして保育士を辞めたい人の悩みと対処法

保育士の仕事をしていると、忙しさに加えて難しいことに度々直面します。

そのため、仕事に向いていないと思ってしまったり、自信をなくしてしまったりする人もとても多いのです。

そんな悩みを持つ保育士さんが、少しでも前向きになれるよう、辞めたくなったときの対処法をご紹介します。

せっかく就いた保育士の仕事、悩みを乗り越えて続けてもらえればと願っています。

仕事に向いてない、自信をなくす保育士の悩みとは

保育士は自分には向いていないと思ってしまった理由はなんでしょう。

様々なきっかけで自信をなくしてしまう保育士さんがたくさんいます。

まずはどんなきっかけで悩んでしまったか見てみましょう。

保育士に向いてない、自信をなくしてしまうとき①:子供とのかかわり

子どもとうまく関われない。

保育士は子どもと毎日関わる仕事です。そんな子どもとの関わり方に悩む人はとても多いです。

特に、家庭の事情も複雑化していますから、難しい子どももいますよね。

保育士の気を引こうとわざと嫌なことをしたりすることもあります。保育士は親の代わりに子どもに愛情を注ごうと努力しますが、なかなかその思いが伝わらないことも。

そのような難しい子どもの対応だけでなく、子どもの気持ちにうまく寄り添えなかったり、

叱らなければならない場面で叱れなかったりと、経験が浅いと様々な困難にぶち当たります。

また、一対一の対応は得意でも、子どもの集団を前にすると思うように動けなくなってしまうという悩みもあります。

先輩たちが上手に子どもと関わっているのを見て、ますます自信をなくしてしまう人もいるのではないでしょうか。

保育士に向いてない、自信をなくしてしまうとき②:保護者とのかかわり

保護者との関係が難しい。

子どもだけでなく、保護者にもいろいろな方がいます。中には、対応の難しい要求をしてくる、いわゆるモンスターペアレントを抱える人も…。

子どもの健全な発達のためには、保育士と保護者が手を取って連携していく必要があります。

それなのに、保護者と気持ちが通じ合わなかったり分かり合えなかったりすると、とてもつらいですよね。

また、困っている保護者の悩みに対して、的確なアドバイスができないということも自信をなくしてしまう原因になりやすいです。

保育士に向いてない、自信をなくしてしまうとき③:ミスをしてしまった

大きなミスをしてしまった…!

日々の保育の中でも他の場面でも、任された仕事に関して大きなミスをしてしまうと、申し訳なさを感じるとともに自分に失望してしまうのではないでしょうか。

そのような仕事でのミスをきっかけに、自信をなくしてしまう人も多いのです。

他の人のミスに対しては、誰でもすることだから大丈夫とか、失敗は成長に必要なことと言えますが、自分がやってしまうと、ショックなものです。

つらい・悔しい・申し訳ない・恥ずかしい…と様々な感情が渦巻いて、一気に辞めたくなってしまいますよね。

仕事に向いてない、自信をなくしてしまったときは

様々なきっかけや日々の積み重ねで、自分は保育士に向いていないと思ってしまったら、一度立ち止まってみて下さい。

辞めてしまうのは簡単です。

その前に、やってみて欲しいことがあります。

もし自信をなくしてしまったら、次のようなことを試してみて下さい。

仕事に向いてないと悩んでいるときは①:子供と上手くかかわるには

先輩に悩みを相談してみましょう。

もし職場に信頼できる先輩がいるなら、悩んでいることを話してみて下さい。

立派に見える先輩も、同じような悩みを抱えていた時期があったはず。

悩むのは、それだけ仕事に真面目に取り組んでいる証拠です。

保育士はゴールのない仕事。

いくら年数を重ねても、子どもも保護者も変わっていくし、自分の立場も変わります。

その都度違う悩みが出てくるものです。

そんな先輩の話を聞くだけで心が軽くなるでしょうし、何かいいアドバイスをもらえるかもしれません。

職場に話せそうな人がいなかったら、学生時代の先輩など、同業者をつかまえて相談してみましょう。

仕事に向いてないと悩んでいるときは②:保護者と上手くかかわるには

好きなことや得意なことを保育に取り入れてみましょう。

子どもとうまく関われないなど、保育のことで悩んでいる場合は、自分の得意分野を生かすことがおすすめです。

絵が好きなら子どもと一緒に絵を描いたり、身体を動かすことが好きなら、子どもと思い切り走り回って遊んだり…。

好きなことを子どもと一緒に楽しむ日々を重ねることで、子どもとの関係もどんどんよくなっていきます。

信頼関係を作るために大切なのは言葉の選び方などその場での関わりだけではありません。

大切なのは毎日の積み重ねですから、自分が楽しめそうなことを保育にどんどん取り入れてみてはいかがでしょう。

仕事に向いてないと悩んでいるときは③:ミスして悩んでいるときは

思い切ってリフレッシュしましょう。

悩みととことん向き合うことも大切ですが、ネガティブな気分から抜け出せないのはよくありません。

そこで、思い切って仕事のことは一度忘れて、保育とは全く関係のないところに身を置いてみるのも一つの方法です。

長期休暇などを利用して、遠くに旅行するのもおすすめ!

保育士ではない自分に戻ることで、リフレッシュすることができますよ。

新しい発見があったり、自分の中で何かが変わるかもしれません。

その結果、心が前向きになってまた一から仕事を頑張ろうと思えるようになる可能性があります。

仕事に向いてなく辞めたいと悩んでいる保育士さんへ

保育士に向いているかどうか、わからないまま仕事を続けていてもいいのではないでしょうか。

悩みがあるから仕事を続けられると言っている人もいるくらいですよ。

保育士は、悩まなくなったら終わりです。大切なのは、どう向き合ってどう乗り越えるかです。

今つらいのは、向き合っている証拠。案外、気が付いたらいつの間にか解決しているかもしれませんよ。

あまり悩み過ぎず、目の前の子どもたちと楽しい毎日を過ごす方法を考えて下さいね。

頑張っているあなたの気持ちは子どもたちに伝わっているはずです!

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